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Beyond the Frame

vol.3 現役美容師が選んだ、仕事もスタイルも妥協しないスタイリッシュな仕事靴

A Stylist’s Choice : The Sleek Work Shoe for Uncompromised Comfort and Style

日々のサロンワークを支える仕事道具。ハサミやコームにこだわる美容師は多いものの、意外と見落としがちなのが仕事靴です。朝から晩まで立ちっぱなしの過酷な現場。機能性はもちろん、サロンの雰囲気に合うお洒落さも妥協したくない、そんな葛藤を抱える美容師は少なくありません。

今回お話を伺ったのは、都内のサロンで活躍する現役美容師 ヒサコさんです。

身長150cm前半という小柄な彼女が愛用するのが 7.5cmヒールアップスニーカーのSAIシリーズです。
小柄な女性ならではのリアルな仕事の悩みから、STANDOOL TOKYOのブランドへの共感、そして現場目線で語るSAIの緻密な魅力まで。プロの視点から紐解く、STANDOOLのあるサロンワークの日常をお届けします。

ー まず、この7.5cmヒールアップスニーカーのSAIシリーズを選んだきっかけを教えてください。

私の身長が150cm台前半で、日々の仕事やファッションにおいて、足元に高さを出したかったからです。

美容師の業務、特にシャンプーやヘッドスパのときって、実は身長がある程度高い方が圧倒的にやりやすくて、身体への負担も少ないんです。それに、普段のファッションを考えたときにも、やっぱり足元にしっかりボリュームや高さがあった方が、全体のバランスが綺麗にまとまるんです。

ただ、世間にある厚底スニーカーだと、どうしても若者向けでゴツすぎるデザインばかりで。大人の女性が仕事場で履くには、少し無理している感が出てしまうのが悩みでした。かといって、きれいめなヒール靴は立ち仕事だとどうしても疲れてしまいますし、歩くたびに床に「コツコツ」と響く音がサロンの落ち着いた雰囲気に合わなくて。

美容師としての仕事のしやすさと大人のスタイリングのバランス、その両方をスマートに、そして楽に叶えてくれる靴を探していたときに出会ったのが、STANDOOL TOKYOでした。

ー 実際に美容室の現場で履いてみて、いかがでしたか?

一番感動したのは、シャンプーの時間が劇的に楽になったことです。

美容室のカットチェアは高さを上げ下げできますが、シャンプー台は固定されています。うちのお店のように床がフラットな環境だと、背が低い私はお客さんの頭の位置に対してどうしても低くなってしまうんです。これまでは毎日、体をかがめて、つま先立ちをしながらシャンプーをしていました。これが足腰にかなりの負担で……。

でも、この7.5cmヒールの靴を履くようになってから、一気に目線が上がりました。かがまなくても自然とお客さんとの距離が近くなり、正しい姿勢で作業ができるようになったんです。同じ低身長の美容師さんなら、この「シャンプー台が高くてしんどい問題」は絶対に共感してもらえると思います。あと、仕事をしていると、切った髪の毛が靴の縫い目に詰まってしまうことがあり、靴選びが難しいのですが、SAIはその心配がないことも気に入っている理由の一つです。

ー デザイン面や、大人のファッションとしての合わせやすさはいかがですか?

いかにも「身長を盛っています!」というわざとらしさが一切ないところが、本当に気に入っています。横から見てもシルエットがすごく自然なんですよね。流行りのダッドスニーカーのように派手すぎず洗練されているので、洋服のテイストを選びません。

最近のパンツって丈が長めのものが多いですが、この靴を履けば丈詰めをしなくても格好よく着こなせるので、お気に入りの服を綺麗なシルエットのまま楽しめます。実は普段のサロンワークだけでなく、休日のプライベートなお出かけでも一軍として使っています。

カラーはグレーを愛用していますが、立ち仕事でどうしても付いてしまうカラー剤や汚れが目立ちにくく、かつ白や黒のパンツにも馴染むので重宝しています。
(実は注文時に写真をパッと見て間違えてグレーを買ってしまったんですが、結果オーライで大正解でした!)

ー 立ち仕事での疲れにくさや、サイズ感はいかがでしょうか?

クッション性が抜群で、本当に柔らかいです。ただ、ヒールがある分、歩いていると足が前に滑りやすいので、サイズ選びは重要ですね。最初はぴったりサイズを選んだのですが、親指の爪が当たって痛くなってしまったので、少し余裕のあるサイズへ交換しました。今はとても快適です。

あと、お店の床との相性で、歩くときに片方だけ「キュッキュッ」と音が鳴る時期があったんです。それをブランド側に相談したら、なんと最新のモデルではインソールの内側を布素材に変えて、摩擦音が出にくいようにアップデートしてくれたんです!ユーザーのリアルな悩みに耳を傾けて、すぐにモノづくりに反映してくれる姿勢には驚きましたし、より愛着が湧きました。

ー 最後に、ひさ子さんが大切にしていることや、モノ選びのこだわりを教えてください。

私は昔から「みんなが履いているから」「これが流行っているから」という理由でモノを選ぶのが好きじゃないんです。年齢を理由に諦めることもしません。世間の評価に流されず、自分が本当に気に入ったものを、自分のバランスで身につけたいと思っています。

アパレルもそうですが、ただ消耗品として使い捨てるのではなく、この靴や長年愛用しているシザーケースのように、使い込むほどに味が出るもの、自分のライフスタイルに馴染むものが好きですね。

誰でも歳は取りますが、若いスタッフやお客様から「あんな風に格好よく歳を重ねていきたいな」と思ってもらえるような、芯のある大人でありたい。このスニーカーは、そんな私の毎日の足元を、文字通り一歩高いところから支えてくれる、なくてはならない相棒です。

トレンドに縛られず、自分の美学と現場での必要性を貫く美容師、ヒサコさん。ヒサコさんのモノ選びの姿勢は、単に流行りを追うのではなく、「履く人の佇まいと自信を底上げする」というSTANDOOL TOKYOの理念と深くリンクしていました。

単なるシークレットシューズや厚底靴の枠を超え、プロの現場を支える道具としても、大人の日常を彩るファッションとしても機能するSAIシリーズ。緻密に計算されたデザインと、ユーザーの悩みに寄り添う真摯なアップデートが重ねられて生まれた、まさに大人のための機能美だと感じさせられるインタビューでした。